METHOD工法紹介

OUR METHOD取扱工法のご紹介

工場で製造された鉄筋は、輸送や現場での作業性などを考慮して、一定の長さ(定尺)に切断され、
現場に搬入されるか、折り曲げが必要な場合は、加工場で加工された後に現場で搬入されます。
建設現場での鉄筋の組み立ては通常1層ごとに行うので、上下階の柱の鉄筋同士を接合する必要があります。
アイズ継手技工では、あらゆるお客様のご要望にお応えするためにさまざまな工法が可能です。

溶接継手Welded jointMethod 01

CB工法(エンクロ)

エンクローズ溶接(CB工法)とは、接合する2本の鉄筋間の開先間隔(鉄筋径ごとに規定)部にセラミック製の裏当て材を取り付け、炭酸ガス半自動アーク溶接を行う、付け合わせ溶接工法です。裏当て材は溶接後に取り外せるので、目視による溶接部の外観検査が可能な品質重視の工法です。
プレキャスト部材の鉄筋の接合などに用いられます。

重ね継手Laminated jointMethod 02

フレアー溶接

鉄筋同士を溶接してつなぎ合わせる「継手」です。
溶接する仕方には、鉄筋を重ね、その重なった側面や鉄板と鉄筋を溶接(フレア溶接)する場合と、鉄筋の端部同士を溶接(突合せ溶接-エンクローズ溶接)する方法があります。
フレアグループ溶接継手は、重ね継手で、重ね合わせる長さの確保が難しい場合や鋼管杭の頭部に配置する基礎との接合筋に多く用いられています。

ガス圧接継手Gas pressure welding jointMethod 03

手動ガス圧接継手工事

手動ガス圧接継手は、鉄筋端面同士を突合せ、軸方向に圧縮を加えながら、突合せ部分を酸素アセチレン炎で加熱し、接合端面を溶かすことなく、赤熱状態にし、膨らませて接合した継手です。

高分子天然ガス圧接施工
(エコスピード工法)

エコスピード工法は、天然ガスの使用による環境性に加え、高分子還元材(PSリング)を用いて鉄筋接合面の酸化物の発生を防止する新たな技術により、接合不良を低減したガス圧接工法です。
従来の還元炎を用いる手法では、火炎の還元力の違いや、風・雨・作業姿勢・作業ミスによる鉄筋端面からの火炎の外れなどにより仕上がりにばらつきがありました。
エコスピード工法では還元炎を必要とせず操作は手動で全工程を標準炎で加熱するため、作業員による加熱作業が一定になり、こうした問題も解決できます。
外観形状も従来のガス圧接とほとんど変わりません。

手動ガス圧接熱間押抜工法

熱間押抜ガス圧接法は、ガス圧接直後、鉄筋が赤熱中に、鉄筋径よりやや大きい寸法の押抜刃により、ふくらみ部分をせん断除去する方法です。
圧接部に欠陥がある場合には、圧接界面上の位置に肉眼で確認できる『線状きず』『へこみ』『割れ』が現れますので、圧接直後に全数の良否を判定することができます。
欠陥が認められた場合には、直ちに再圧接すれば、その欠陥を直すこともできます。

機械式継手Mechanical jointMethod 04

機械式継手工事

機械的に鉄筋をつなぎ合わせる継手です。
あらかじめ高強度モルタルなどを充填した鋼管スリーブ(鋼でできた筒)内に鉄筋を挿入し、充填された高強度モルタルを介して力の伝達を図る継手や、ねじ節鉄筋にスリーブ鋼管内にねじ加工したものに鉄筋を挿入して高強度モルタルをグラウト(どろどろしたモルタルなどを後から注入する)して一体化を図る方法が多く用いられています。

その他OthersMethod 05

DBヘッド製造

鉄筋の先端に鋳鉄製のリングを取り付け、その引っかかりをアンカーの替わりとする、機械式鉄筋定着工法の一つで既存工法の問題点を改良しつつ現場の意見を取り入れながら開発された、国内で採用されている約十数種類の同種の工法の中でも最も新しい工法です。

鍛冶工事

杭頭補強筋溶接工事

信頼性製品に接合面・溶接面がないうえ、目視できる製品形状が機能を示しているため信頼度が高くなります
また、仕口部でのコンクリートの周りがよく品質確保が徹底されます
経済性曲げアンカーがないため、運搬・荷揚げ・施工の作業性が向上し工期短縮に繋がります
流通性リングの流通経路が簡単で、即納性があり少ロットにも迅速に対応できます
全国各地に契約した製造認定業者がおり、現場の状況に合わせたジャストインタイムな納品施工が可能です
互換性国内の全ての棒鋼メーカーの鉄筋に取り付けることが可能です
安全性鉄筋が曲がっていないため、引っ掛け・つまずき等の事故が少なくなります

ガス圧接部超音波探傷検査

超音波探傷検査は、鉄筋ガス圧接部に超音波を照射し、その反射を利用して、圧接部の欠陥検出を行うものです。
この方法なら構造物に使用される状態の圧接部全数に対して検査をすることが可能で、しかもその場で良否を判定することができます。
超音波探傷検査は近年広く普及し、構造物の信頼性確保に貢献しています。

OUR WORKSアイズ継手技工が提供する巧みな技術